海外競馬の特徴と楽しみ方

競馬

海外競馬は日本のものとは違う魅力があります。
海外レースは日本よりもレベルが高いと考える人もいますが、日本はトップレベルとされます。
競走馬の質は十分高く、違いといえばコースや芝の長さ、施設の雰囲気などです。
競走馬たちにも得意不得意があるので、それに応じて日本の競走馬が活躍したり苦戦したりします。

フランスは凱旋門賞やパリ大賞典などが有名

競馬が盛んな国にはフランスやドバイ、香港などがあります。
フランスは凱旋門賞やパリ大賞典などが有名です。
日本のジョッキーたちは凱旋門賞制覇を夢見ていますが、まだ実現していません。
これから凱旋門賞に注目していけば、日本初の凱旋門賞制覇を見られる可能性があります。
凱旋門賞が開催されるのは、パリロンシャン競馬場で右回りの芝コースのみという特徴を持ちます。
周回コースは大外回りと中回り、小回りの3種類です。
大外回りだと一周2750mで中回りは2500m、小回りですら2150mとどのコースも長く自然の中に作られているのは、ヨーロッパのコースならではといえます。

ヨーロッパの馬たちはスピードよりもパワーが求められる

またヨーロッパは日本の芝と比べて長いため、馬たちはスピードよりもパワーが求められます。
日本の競走馬たちが凱旋門賞で苦戦するのは、芝の長さが大いに影響しています。
2018年にリニューアルオープンしましたが、その際に最後の直線入口の内ラチ部分にオープンストレッチが作られました。
これによりおよそ6mコースが広がったので、今までならば直線に向いた時に馬群に揉まれて実力を発揮できなかった馬が、揉まれにくくなり最後まで諦めずに走れるようになりました。
レースの結果を予想する時は、このリニューアルポイントを意識しましょう。

世界で最も優勝賞金が高額なドバイワールドカップ

ドバイのメイダン競馬場では、世界で最も優勝賞金が高額なドバイワールドカップが開催されます。
グランドスタンドは6万人を収容することができ、豪華なホテルまで併設されています。
高さ10.88mで幅107.52mの大型ビジョンは、三菱電機製です。
とにかく規模が大きくて派手なところが、ドバイの良さといえます。
芝コースとオールウェザーコースがありましたが、維持費の関係でオールウェザーコースはダートコースに変わりました。
ドバイでは競走馬に併走して撮影したり、ナイターの照明を使ったりします。
繊細な馬はこの慣れない環境に戸惑い調子が出ないことがあります。
ダートコース勝てる日本の競走馬はほとんどいないので、芝コースで精神力の強い馬を選ぶのがおすすめです。

香港は日本の競走馬たちも活躍する機会が少なくない

香港は日本と近い造りなので、日本の競走馬たちも活躍する機会が少なくありません。
香港スプリントや香港ヴァーズなどを、シャティン競馬場で開催しています。
気温の高い時期を避けるために、9月~翌年の7月を1シーズンと見なします。
周辺には大規模なホテルやショッピングモールなどが立ち並んでおり、観光とギャンブルの両方を楽しむことができます。

海外競馬の馬券の購入方法

海外競馬をする場合、JRAを通して馬券を購入します。
国内で馬券を買う時はレースが始まる数分前にオッズが決まりますが、海外のレースに関してはJRAが事前にオッズを決めています。
現地のオッズとは違いがあるので注意しましょう。
また海外の運営から直接購入しているわけではなく、JRAが国内でお金のやり取りが完結するように調整しています。
そのため、日本の競走馬が出るレースしか対象ではありません。
高い儲けを出したいならば、海外で人気のブックメーカーを利用しましょう。
ブックメーカーとJRAではオッズに大きな違いがあるため、両者のオッズを比較して儲けが出る方を選んで購入すれば1つの購入ルートしか持たない人より効率が良いです。

まとめ

ブックメーカーでは有名馬よりも日本の無名馬が売れるなど、面白い現象が起こることもあります。

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